お世話になった方のご紹介

片桐裕司先生の彫刻セミナーはクリエイターへ自信をつける・考え方を変えるセミナーだったお話

こんにちは、南星です!

9月14日から9月16日にかけて、片桐先生の彫刻セミナー(一般セミナー)に参加しました。

その時の様子をレポートしていきます^^

彫刻セミナー(一般セミナー)とは

彫刻セミナーでは造形やキャラクターのデザインなどを、片桐先生が実演されながら教えられます。

片桐先生は高校卒業後に渡来され、「A.I.」「ジュラシックパーク3」などの数々のハリウッド映画やテレビで特殊造形、特殊メイクをされてきた方です。

片桐裕司先生の彫刻セミナー:http://chokokuseminar.com

今回私が参加したのは彫刻セミナーの中のひとつ、一般セミナーです。

このセミナーでは、自分が作りたい人物の胸から頭までの作品(胸像)を粘土で作成していきます。

<セミナーの流れ>
自分で胸像を作成

先生からの実演と講義

再度、自分で胸像を作成

粘土に使用する道具はすでに会場に準備されていましたが、道具の使い方についてのお話はありません。

技術的なことを学ぶセミナーではなく、生き物を作るための知識や対象の見方、クリエイターの心構えを学ぶセミナーでした。

初心者クリエイターこそ受けて欲しいセミナー

後述しますが、初心者のクリエイターさん程、受けて欲しいセミナーです。

どうすれば自分の作りたいものができるのかを学べ、クリエイターのメンタル面についてのお話も聞けるので、イラストレーターさんやCG・人形制作をされている方は特におすすめです。

3日間のセミナーですが、その後の活動が劇的に変わるセミナーです。

私がセミナーに参加した理由

私は星をテーマにした作品を作っているのですが、その中で12星座の立体作品を作りたいと考えていました。

以前のおひつじ座のような作品です。(おひつじ座についてはこちら)

星座の中には乙女座などの“人”も含まれますが、正直、人は難しいです^^;

人の顔は生活の中でよく目にするので、例えば鼻の位置が少しでも変だとすぐに違和感を感じます。

人の作品を作るための基礎的なことを知りたかったので、今回のセミナーに参加しました。

3日間のセミナーの様子

3日間の作品の変化の様子を載せていきます^^

セミナー1日目 9月14日

集まった参加者の職種はゲーム会社、イラストレーター、人形作家など様々で、中には粘土を触ったのは初めての方もいらっしゃいました。

セミナーの最初はまず30分間、自分だけで胸像を作ることになりました。

えぇ、いきなり!?と戸惑いつつ、粘土で作っていくことに。

できたのがこちら。

…。

どこか虚無感が…(・v・;)

“夕日を見て黄昏れるおじさん”ですね、これは(苦笑)

ちなみに作品のモデルは30代の西洋人の女性です。

おじさんじゃないのです…涙目

しかも全体的に四角ですね^^;

できなさに落ち込みましたが、先生の講義と実演を見て作り直しました。

それで1日目の終わりにできたのがこちら。

…。

エイリアンじゃん…(゚ω゚)

いや、首が伸びて全体的に少し丸くなったから人には近づいたはず!

そして1日目が終わりました。

ちなみに作品の近くでずっと作ると全体のバランスが悪くなるので、少し作品から離れてバランスを見ながら作るとよいそうです。

「3歩後ろに下がれば世界が変わる」という先生の言葉が印象的でした^^

セミナー2日目 9月15日

この日は先生の講義から顔の構造を教わり、目、鼻、口、口周り、耳を重点に作っていきました。

ある時、目を作っていたのですが、モデルの写真を見ても目の位置がなかなか決まりません。

どのあたりを目の中心にすれば?と迷っていたところで、先生からのサポートが。

数十分かけてもできなかったのが、先生の手にかかれば、あっという間に変わっていきます。

使っている道具は同じなのになぜ??∑(゚Д゚)

しかも粘土をチマチマと削る私と違って、スッ、スッと粘土を整えるように削っていく先生。

口を開けたまま、それを見る私。

私「…。(ゴッドハンド…)」

片桐先生「じゃあ顔の残りをやってみよう」

私「は、はい…(もう1回見たい…)」

そうこうして、2日目の終わりにできたのがこちら。

ここまでになると携帯のカメラで顔認証ができるほどに。

エイリアンから人に近づきました^^

ただ、まだ顔が男性的で老け顔、首が細い印象があります。

 

“才能がある”ってなんだろう?

この日の講義の中には“才能”についてのお話がありました。

先生が「自分には才能がないと思う人〜」と聞かれると、参加者全員が手を挙げられました。

もちろん、私もです^^;

私よりうまい人は世界中に何百万人といます。

それは分かっていますが、「才能があればもっといいものができるのに…」と思います。

そんな参加者達に「才能があるってなんだろう?」というお話を、先生ご自身の体験も合わせて話されました。

  • 過去に自分に自信をなくして、造形の世界を辞めようと考えた
  • 才能がある人・才能がない人の違いを探して見つけたこと
  • その後、自分の作品がどう変わっていったのか

先生のお話を聞いて、私は自己嫌悪をしすぎせずに、自分の作品に向き合っていこうと思いました。

セミナー3日目 9月16日

3日目最終日。

この日は表情について学びました。

はじめに先生が実演されますが、参加者とのやり取りでどっ!と笑いが起こる場面も^^

私のモデルは微笑んでいる表情をしているので、口角をあげたり、口周りを調整したりしました。

2日目に気になっていた男性、老け顔は先生の手によって変わりました。

顔の左部分(青い矢印)が修正前、顔の右部分(赤い矢印)が修正後です。

老けた感じがなくなり、表情が明るくなりました。

しかも奥行きも出て、本当にすごい…。

その後、髪の毛、黒目、胸から肩を追加して、最終的にできたのがこちら。

顔は体に対して少し左向き、右肩を引いている姿勢です

時間切れで最後まで作れませんでしたが、女性らしい顔つきになりました^^

先生のサポートがあったからですが、3日間でここまで作成できたのは自分でも驚きです。

アンパンマンのような顔しかできなかったらどうしよう…と思っていたのでよかったです。

私が作ってみたかった女性の胸像ができました。

このセミナーを受けてよかったこと

このセミナーを受けてよかったことは、自分でもここまでできるんだ!という自信を持てたことと、これまでの考え方が変わったことです。

受ける前までは人の顔ができたらいいなとぼんやり思う程度でした。

それが3日間でここまでできたのは大きな自信になりました。

おそらく今回のセミナーを受けなければ、1年経っても人の顔はできなかったと思います。

そしてクリエイターのメンタル面について、世界で活躍されてきた片桐先生からお話を聞けたのも貴重な体験でした。

クリエイターの方達は一人で作られている方が多いので、他人と比較して自己嫌悪になりがちです。

そんな中で先生のお話は参加者の方への励ましになりましたし、ものづくりへの考え方も変わったのではと思います。

他の参加者の方もセミナーを受けてよかったという非常に満足されていました。

他人の作品の上手い下手に囚われずに、もっと自分が愛せる作品を作れるよう、ものづくりに取り組んでいきたいと思います。

また、休憩時間や懇親会で参加者の方達とお話できたのも楽しい時間でした^^

片桐先生の書籍も出版されています

片桐先生のセミナーを知るきっかけになったのが片桐先生の書籍です。

動物の作品を作る時の参考にと購入しました。

人の作品を作りたい方向けの書籍も出版されています。

解剖学的な内容もイラストで書かれいるので、なぜそういう風に作るかがわかりやすい書籍です。

実は私はセミナーを受ける前に“アナトミー・スカルプティング”の書籍を読んでから受けました。

知識はあった方がセミナーもわかりやすいかなと思ったからですね。

書籍を読んでからセミナーに参加した感想としては、

書籍を読みながら作品を一人で数ヶ月かけて作るなら、セミナーに3日間参加した方が早く成長できるように思います。

知っているとできるはやっぱり違うなとセミナーで感じたからです。

ただ、セミナー前の予備知識、セミナー後の復習とステップアップとしておすすめの書籍です。

先生の実演がよりわかりやすくなりますし、セミナーの内容を思い出すことができます。

私も作品制作の時の参考にしつつ、スキルアップしていきたいと思います^^

My Profile

星好きハンドメイド作家。

ある日見た星の綺麗さに感動して、星を身近に置けないかとハンドメイドを始めました。
粘土とレジンを使った作品を制作しています。

このブログでは粘土によるハンドメイドの始め方や、自身の制作の様子などを発信しています。

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